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長野県 信州北相木村の亜麻栽培

栽培までの経緯

2003年『長野県の村民』に憧れ、結婚を機に、東京の実家から長野県山間の小さな過疎の村。北相木村にIターン制度を利用し移住しました。1人娘が生まれた後、自身の感動体験から布ナプキンのネットショップをはじめました。

その布ナプキンの素材として、コットンより優れた特徴を多く持つリネンのことを調べますが、国内産リネンがほぼ皆無であることを知り、無謀にも『無いなら作ってしまおう♪』と、農業経験も土地も何もないところから、2015年に試験栽培をはじめます。

栽培への想い

ここ北相木村は標高1000mの気温&湿度も低い高原気候です。絶対に亜麻にも向いているはずと確信を持ちつつ、地元農家さんのお力とお知恵をお借りしながら、亜麻の情報が大変少ない中、手探り、紆余曲折、試行錯誤を繰り返し、繊維に向いた茎が収穫できるよう工夫を重ねました。栽培に携わるにつれ、亜麻の魅力と強い生命力、可愛らしく美しく控えめなお花。そして癒やしの力に感動し、亜麻の魅力を発信していきたいという想いが募ります。

長野亜麻画像�A

土作り、栽培から収穫、その後の加工まで、農薬類は一切使わず、全てを和みの風女性スタッフの手作業で行っております。 2020年からは、土の力だけをお借りする自然農法に切り替える予定です。

商品化へ向けて

そして試験栽培から5年目。熟練の糸つむぎができる方々とのご縁で、北相木産100%の繊維から「糸」が紡がれた時には、本当に感動しました。今年2020年に入り、亜麻の特徴を活かすためには、お肌に直接身につけるアイテムが一番と、その糸からネックレスやブレスレットを作り始めたところ、市販品のリネン生地とは、別次元の癒しの力が宿っていることに、更に驚きました。身につけているだけで血流がUPし、からだがぽかぽかするのです。

ここ北相木村の土地、気候、空気、水、お力添えを頂く皆さま、亜麻に興味を持ってくださる方々の応援のお気持ち。全ての皆さまへの「感謝」(亜麻の花言葉)を決して忘れずに、亜麻本来の力が発揮されるような、栽培と加工方法をこれからも模索し続け、そこから生まれる素晴らしい『癒やしアイテム』を、必要とされる1人でも多くの方々にこれからお届けできますよう進んで参ります。いずれは村の特産品や村内雇用など、住まわせて頂いている大好きな村への恩返しに繋がるような事業にしていきたいと想っております。

亜麻長野�B

今まさに、それらの癒やしアイテムが形になり始める時に、このお話しをさせて頂きましたことを、改めまして心より感謝申し上げます。

2020年4月 幸せはこぶ布ナプキン〜和みの風〜 佐藤眞弓

栽培〜商品化までの流れ

2003年 東京から長野県北相木村にIターン制度を利用し移住

2010年 自身の感動体験から発した布ナプキンのネットショップ開始

2013年 自宅の一室から、近くに作業所を借ります

2015年 国内産繊維(リネン)作りを目指し、亜麻の試験栽培開始

2019年 初めて、北相木産100%の繊維から「糸」が紡がれます。 2020年 亜麻の特徴を活かした「癒やしアイテム」商品化に向け進みます